僕と家族と宗教の話【日記】

本記事は日記です、有益なことはなにも書きません。

 

私は家族が苦手です。

苦手というよりは、価値観や考え方が違いすぎてあまり関わりたくない人ですね。

幸い思春期やら反抗期やらは抜けているので普通に話すことはできますが、

冷静に考えても関わりたくないのでそういうものなんだなと思います。

まあその大きな要因の一つとして、

ある新興宗教に家族入信しているというものがあります。

なので今日は、私の学生時代の話と宗教の話を書きたいと思います。

 

まず今の話をします。

今は父と祖父母が他界してしまい、母と私が生きています。

私は母との2人暮らしで色々思うところが多く、

お金が少しでもあったり母と言い合いになるとすぐ友達の家に逃げ込んでいるような感じです。

母との話題はだいたいお金のこととかです。

家がボロくなってきて雨漏れしそうになってるから補強工事で150万のローンを組んだーとか、私のクレジットカードの支払いが使いすぎだーみたいなことを話した記憶があります。

 

過去の話です。

私はどちらかと言えば父より母の方が好きでした。

父親は私が起きる前には仕事に行って、寝てるときに帰ってくるという生活習慣で、たまにお出かけに連れて行ってくれるけど私が小さくて色々やらかしていたので怒られるみたいな。

割と理不尽なことでも怒るし、ほとんど怒られてる記憶しかありません。

でもいい人でした。

 

小さいときは母のことが大好きでしたし、同時にかわいそうだとも思っていました。

お仕事を頑張っているのに、祖父母からはあまりいいように思われておらず、

家事で粗相をすると父に怒鳴られて、

なんでお母さんに対してこんな冷たいんだろうと思ってました。

祖父母なんか母と会話をするときはさん付けなのに、二人きりになると呼び捨てで陰口みたいなことを話しているんです。

嫁入りしてきた女にはそういう対応になってしまうことが多いんですかね。

私は家族から可愛がられていたので、対照的でした。

 

そんな母ですが、特に父にイライラしていたらしく、

毎日父に怒られると小声で、

「はやく死ねばいいのに・・・」

と言うようになったんですよね。

それも小声の癖にわざわざ父に聞こえるように言うんです。

当然父は余計に怒るので、私は部屋に逃げ込んでなるべく会話を聞かないようにテレビを見たりゲームをしたりしていました。

 

そんな父がほんとうに他界しました。

死因は糖尿病とかタバコで肺にやられてたりとか色々あったと思うのですが、

とにかく病死で死体の片足が腐ってました。

母はそれを見てわんわん泣いていて、それを見た私はなんか変な気分でした。

 

そこから私も母も変わりました。

母は少し無気力気味になり、ご飯もコンビニとかスーパーの出来合いだけになりました。

私は父が亡くなって家の門限がなくなったので、初めて学校から帰ってきたあとにお外に出てみたり、部活の仲間と夜ランニングをしてみました。

自分がどんな人生を送りたいかも考えたり、父に親しい人間から、

「お父さんみたいな立派な人になって」

みたいな言葉をよくかけられたので、それに応えていこうと思ってました。

 

次は私の家が家族入信していた宗教の話です。

母方の祖母がある宗教に入信していて、父が母と結婚してその際に入信、ついでに私が生まれた時に家族入信をして、両親と私はそこの教徒です。

さいころはいやいやついて行ってましたが、父が亡くなってからは自分から通うようになりました。

父は人と関わるのが得意だったので、色々な人を紹介してかなり上の位で、私もそうなりたいなと思ったからです。

最近の宗教あるあるなのかは知らないですが、上の位に上がるために、新しい人を紹介して入信させないといけないシステムでした。

なので必死に学んで、毎日お経も唱えました。

集会にも毎月出て、色々な人に若いのにすごいとか褒められて自分は正しいことをしている、褒められるのが嬉しいという状態でモチベもだいぶ高かったです。

 

でも精進した先に気づいてしまいまして、

周りが変わらないんです。

私はお経を少しでも覚えて、色んな活動をして、頑張って色んな友達に声かけて(おかげでやばい奴だと思われましたが)

でも周りの人たちは毎年変わらないことをして、悩みも毎回似たようなもので、

母にしても、位は上がらないし、それは仕方がないにしても修行に熱心に取り組まないし、なのに仕事で疲れてるからとか言って家事はしないし、なんなんだろうと。

それなのに宗教にお金はかけるので、家計が苦しいと言われても、お布施を減らせば済むのではないかと思ってました。

愚痴も言うけど、井戸端会議をしてはいけないと教えの中にあったりしたので、

きっと母はお金を払うだけで歩んだ気になっていて、お経を学ぶ気はないんだなと思い始めました。

その癖にみほとけ様がどうとか亡くなった父がどうとか言うので、

そこから冷めて宗教に通うこともお経を唱えることも辞めてしまいました。

それが尚更母には道を外れてしまったように見えてしまったらしく、

「死んだお父さんが見たら悲しむだろうね」

などと言われてしまったので思わずため息をついて、

「俺はお母さんを見て悲しむと思うけどね」

と言ってしまい会話は終わりました。

まあそこから、

私は母を

「無駄なことに金を使ってするべきことをしないネグレクト母」

だと思っていて、

母は私を、

「道から逸れて学校にもいかない癖に金だけは無駄にかかる不出来な息子」

だと思っているわけですね。

先ほどの話を借りると、父が見たらどちらにも悲しんでしまいそうです。

 

それでもそうして空いていった溝は埋まらず、

今でもお互い細かいことで言い合いしてしまうような感じです。

特に最近は仕事を辞めてしまったので、

仕事はしないし昼夜逆転してるしでよくぐちぐち言われますが、

こればっかりは正論なので言い返せないですねw

 

そんな感じで家族が苦手だし、

なんなら父は母に理不尽に怒るし一人じゃなにもできない身体のくせに文句ばかり言うから嫌いですし、祖父は怒ると瓶投げるようなアル中だから嫌いですし、祖母は100万単位の借金抱えてたので嫌いです。

それでも人間いいとこ悪いとこありますし、結局許せるか許せないかの問題かもしれません。

でも私の心は、

「もう関わり合いになりたくない」

と訴えているのでもう関わりません。

だから介護もしないし家は相続しないし墓も受け継ぎません。

という感じです。

だから好きでも嫌いでもどっちも正しいしどっちでもいいかなと思ってます。

長いこと読んでくれてありがとうございました。